学会のご案内 Guidance

会長挨拶Greetings

 本学会は2007年に非営利活動法人の研究会としてスタートし、その後、2013年に学会に変更をしました。設立時の会長の田口素子、前会長の鈴木志保子の両先生の献身的なご尽力により、会の設立、活動の拡大、会員数の増加をしてまいりました。また、日本体育協会、日本栄養士会との共同認定である公認スポーツ栄養士養成においては、専門講習会及び試験の運営、更新講習の運営を担っています。短期間での目覚ましい発展はすべて、関連する各機関のご支援と会員の活躍により支えられてきました。学会も、初期の基盤整備が終わり、これからはより確固たる基盤の確立、さらなる発展をする時期となりました。社会的にも2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、スポーツ栄養に関心が高まっている時期になりました。
 本学会と他学会の大きな違いは、若い会員が多いこと、現場でスポーツ選手等の支援を行っている会員と研究を行う会員の両方が集える場であることだと思っています。この特徴を鑑みると、1つは、経験が不足している会員への支援・教育・情報提供を丁寧に行う必要があると考えます。また、現場で活動する栄養士に対しては、現場での経験を基にした事例報告等の作成の支援と発表の場の提供、エビデンスを正しく理解し応用するための支援が必要ですし、研究者にとっては現場で活用できる研究を行うための現場のニーズについての情報提供や支援、発表の場の提供が必要と考えています。
 このたび、2015年7月より3代目の会長を仰せつかり、ここまで成長した学会を次のステージへ発展させるために努力したいと思います。そのためには、全会員の皆さま、また関連する団体・企業の皆様のお力をお借りすることが必要です。皆さま、よろしくお願いいたします。

髙田和子

設立の趣旨Establishment

特定非営利活動法人 日本スポーツ栄養学会の設立趣旨

 スポーツ栄養とは、競技スポーツから健康運動や歩行などのありとあらゆる身体活動に伴うエネルギー、栄養素、水分等の必要量の増加に対応するための知識を集結させた分野である。生活習慣病の予防のために、1に運動、2に食事といわれるように身体活動時における栄養摂取に大きな関心を得ている。また、子どもの遊びやスポーツから高齢者の余暇活動まで、国民の健康の維持・増進のために必須の分野である。
 しかし、スポーツ栄養というと健康食品やサプリメントの利用を進める分野であると間違った認識をもたれていることが多い。これは、日本において正確なスポーツ栄養に関する情報提供先が確立されていないこと、スポーツ栄養の知識を有した管理栄養士・栄養士・スポーツに携わる専門家の数が少ないことが原因と考えられる。
 この問題について、スポーツ栄養に関する情報等を取りまとめ、スポーツ栄養の知識を有した専門家の育成を図り、国民に正確な情報や知識を提供できる団体が必要であると考える。
 そこで、広く一般市民を対象として、スポーツ栄養学領域における研究の促進と情報交換を図ること、スポーツ栄養に関する高い専門性を有した管理栄養士、栄養士及びスポーツに携わる専門家の教育・養成を図ることにより、スポーツ栄養学を進歩・普及させ、選手の競技力向上、国民の健康増進、スポーツの発展に寄与するという目的を達成するために設立した。

目的Purpose

 本学会は、広く一般市民を対象として、スポーツ栄養学に関する情報提供、スポーツ栄養学領域における研究の促進と情報交換を行うとともにスポーツ栄養学に関する高い専門性を有した管理栄養士、栄養士及びスポーツに携わる専門家の教育・養成を図ることにより、スポーツ栄養学の進歩・普及や、選手の競技力向上をはかり、もって国民の健康増進、スポーツの発展に寄与することを目的としています。

学会の歴史

沿革

  • 2004年10月20日 第51回日本栄養改善学会自由集会にて「日本スポーツ栄養研究会」を設立
  • 2005年3月19日 国立スポーツ科学センターにて第1回全国研修会を開催
  • 2005年3月20日 女子栄養大学 松柏軒にて、第1回全国会議を開催
  • 2006年7月1〜2日 女子栄養大学(東京・駒込キャンパス)第2回全国研修会を開催
  • 2007年6月21日 「特定非営利活動法人 日本スポーツ栄養研究会」として東京都により認可
  • 2008年6月 (財)日本体育協会と(社)日本栄養士会の共同認定資格
    「公認スポーツ栄養士」養成を開始
  • 2013年12月6日 「特定非営利活動法人 日本スポーツ栄養学会」として東京都より認証

歴代会長

期 間 会 長
日本スポーツ栄養
研究会
2004年10月20日〜2007年7月6日 田口 素子
NPO法人
日本スポーツ栄養
研究会
2007年7月7日〜2009年7月10日 田口 素子
2009年7月11日〜2011年7月1日 鈴木 志保子
2011年7月2日〜2013年7月5日 鈴木 志保子 再任
NPO法人
日本スポーツ栄養学会
2013年7月6日〜2015年7月4日 鈴木 志保子 再任
2015年7月5日~2017年8月19日 髙田 和子
2017年8月20日~ 髙田 和子 再任

歴代大会・大会長

開催地 大会長(所属) 開催年 会 期
1 東京
(学術集会)
田口 素子
(日本女子体育大学)
2007 平成19年7月7日〜8日
2 群馬
(学術集会)
木村 典代
(高崎健康福祉大学)
2008 平成20年7月5日〜6日
3 神奈川
(学術集会)
鈴木 志保子
(神奈川県立保健福祉大学)
2009 平成21年7月11日〜12日
4 兵庫県
(学術集会)
餅 美知子
(園田学園女子大学)
2010 平成22年7月9日〜11日
5 神奈川
(総会・教育講座のみ
実施)
中止
(神奈川県立保健福祉大学)
2011 平成23年7月2日
6 岩手
(学術集会)
吉岡 美子
(いわて県民情報交流センター)
2012 平成24年7月6日〜8日
7 神奈川
(学術集会)
亀井 明子
(神奈川県立保健福祉大学)
2013 平成25年7月5日〜7日
8 東京 田口 素子
(早稲田大学)
2014 平成26年7月11日〜13日
9 滋賀 海老 久美子
(立命館大学)
2015 平成27年7月4日〜5日
10 愛媛 津田 とみ
(徳島文理大学)
2016 平成28年7月1日〜3日
11 東京 小清水 孝子
(大妻女子大学)
2017 平成29年8月18日~20日
12 京都 石井 好二郎
(同志社大学)
2018 平成30年7月21日~22日(予定)
13 東京 寺田 新
(東京大学)
2019

活動内容

  • スポーツ栄養ベーシック講習会開催(12月)
  • 総会・学術集会開催(7月)
  • メールマガジンの送付(随時)
  • 研究誌発行(年1回)
  • 各種スポーツ栄養普及活動
  • 公認スポーツ栄養士養成専門講習会開催
  • (公社)日本栄養士会、(公財)日本体育協会と連携して公認スポーツ栄養士養成事業を行っています。